寝室シングルベッド3台体制

一昨日の日経新聞に快眠に関する記事がありました。

「快眠の最先端、大学競う --- 東工大早大、ベッドや照明 企業とも連携」
不眠や寝付きが悪い人の力になろうと大学が快眠技術の研究に相次ぎ乗り出した。
眠れない人は多い。厚生労働省の最新の国民健康・栄養調査では「寝付きに時間がかかった」
「夜間に目が覚めて困った」など、自身の睡眠に問題を抱える人は約7割に達する。
厚労省は2014年、「健康づくりのための睡眠指針」を11年ぶりに改訂し、本人の日々の心がけだけでなく、睡眠に適した環境づくりの重要性を訴えた。
睡眠の質の低下は仕事の効率を落とし、生活習慣病も招く。働く人の関心も高く、最新技術で克服を目指す。

睡眠の質の低下は仕事の効率を落とし、生活習慣病も招く、まったく同感です。
そこで、我が家もつい先日、家族全体の睡眠の質向上のため、寝室にシングルベッド3台を並べて入れました。部屋はもうベッドの海です。もう小さいチェストとデロンギ、加湿器しか置けません。。。
我が家の寝室ですが、
息子誕生から1歳数ヶ月くらいまでは、シングルベッド2台+ベビーベッドで家族3人同じ部屋で寝ていたのですが、それ以降は息子がベビーベッドで寝なくなり、シングルベッド2台を私と息子でそれぞれ1台ずつ使用し、ベビーベッドはストレージ(要するに物置状態)、別室である子供部屋に夫が布団を敷いて寝ていました。ついこの前まで睡眠時は一家離散の状態だったわけです。
息子が子供部屋で巨大なプラレールの力作を広げていても夫が布団をしく時は泣く泣く全て分解して片付けねばならないのが不憫なのと、寒くなってきて、子供部屋に1人布団を敷いて寝ている夫が床暖房とかエアコンをつけた状態で寝ていてなんだか毎朝体調が悪そうに起きてくるのがまたあまりにも不憫で体を壊されても困るので、ベビーベッドを処分し、新たに息子用のシングルベッド1台を購入することにしました。
シングルベッド3台をくっつけているのですが、「さんにんで寝られる」のがとても嬉しいらしく、息子はめったに夜中に起きなくなり、しかも自分のベッドの範囲内でぐっすり寝るようになりました。(以前はぐるぐる回転していて朝方には私のベッドを占領していた。)息子の睡眠姿勢の改善に伴い、私も少なくとも以前よりは寝られるようになり、睡眠環境が圧倒的に改善された夫もぐっすり寝られるようになり、家族全員の睡眠の質が向上したわけです。

シングルベッド3台くっつけた話を同僚や友人にすると、「クイーンとかキングサイズのベッドにすればいいのに。」とよく言われます。
しかし、
シングルベッド 幅970mm×長さ1950mm
ダブルベッド 幅1400mm×長さ1950mm
クイーンベッド 幅1700mm×長さ1950mm
キングベッド 幅1940mm×長さ1950mm

実際には、ダブルベッドやクイーンベッドではあまりにも幅が狭すぎて、大人2人+幼児の3人はおろか、大人1人+幼児でもかなり厳しいです。睡眠の質は劣悪なものになります。キングベッドはシングルベッド2台分の広さはありますが、この広さで大人2人+幼児の3人が満足に寝るのは厳しいし、マットレスが分離していない場合、2人で寝る場合でもそれぞれの体の動きや振動が気になって十分な睡眠の質の確保はできません。またマットレスが分離している場合でも3人で寝た場合マットレスの間に子どもが落ちてしまいます。
いっそのことベッドを処分して全員布団にしてはどうか?
確かにそういうsolutionもありますしそれも現実的でしょう。しかしながら、私はどうも日常的に布団で寝るのが好きではありません。床に近い分ホコリが気になりますし冬はフローリングから冷気がじわじわと伝わってくるのが嫌だし、都心のマンションの寝室には家族3人の布団が収納できるほどの押し入れはありません。上げ下ろしができないのでとりあえずたたんで部屋の隅においておくと(このプロセスもかなり面倒)湿気が溜まってカビやすいし見た目にも全然美しくありませんしなんだかそれを見ているだけで退廃的な気分になります。ということで私には布団のsolutionもありません。
シングルベッドなら子どもの成長や家族の状況に応じてモジュールとして切り離し可能なので、我が家にとっては全員の睡眠の質を確保する最適なsolutionであったわけです。

さて、シングルベッド3台を入れた我が家の寝室ですが、取り付けのクローゼットの他にはもうベッドサイドにチェストが置けるのみになってしまい、壁も白く部屋がなんだか寂しく感じられたので、場所を取らないアクセントをつけてみました。

1. まずは布団カバーと枕カバーを気分がアガるものにチェンジ。家族3人色違いで揃えています。(実際には布団カバーは以前から使用していたので、今回は同じパターンの枕カバーを色違いで3人分揃えました。)
SCOPE × Collex の布団/まくらカバー Jungle

2. そしてゆらゆら癒されるモビールを部屋の窓際隅の照明があたるところにつり下げました。SCOPEでpromotionされていたのを見つけて一目惚れ。たったこれだけなのに寝室空間が一気におしゃれになりました。息子もかなり気に入っている模様。
FLENSTED MOBILESDanish Lucky Storks 幸運を運ぶコウノトリ

このモビール、何年か前にSCOPEで「季節ごとにモビールを変えて楽しむ」的なライフスタイル紹介を見て以来気に入っているもののひとつ。たったこれだけのことなんだけどつり下げると一気に部屋の雰囲気を変えてしまいます。

我が家のリビングに吊り下がっているモビールは猫ちゃん。↓ 息子も「ニャンニャン」とこの子たちを我が家の一員だと思っている模様。

キッチンに下がっているのはこれ。我が家の記念すべきモビール第一号。↓

そのうち子供部屋に下げたいなあと思っているのはこの魚。息子サカナ好きですので。↓

見つめていると落ち着いた気分になって癒されるので大好きです、モビール。息子もすっごく喜んでるし。

さて、極寒の2月にさしかかろうとしておりますが、まだ今のところ我が家の寝室に鎮座しているデロンギさんは稼働せずに済んでおります。
毎年このおかげで寒い冬の寝室空間が快適に保たれて睡眠の質を確保しているので今年ももう少し寒くなったら期待しておりますよ。

もちろん、今まで我が家がインフルエンザとは無縁であるのも、この加湿器様が我々を守ってくださるからであるのは言うまでもありません。頼もしい我が家の寝室の番人様、まだまだお世話になりますよ。

関連記事はこちら↓
ママの免疫力アップ大作戦 (マヌカハニー編) - MBAママの育児休暇