「真田丸」に見る育休からの職場復帰戦略

今日の「真田丸」、前回は、豊臣側の求めに対して、主人公の信繁が「自分は大軍を指揮したことはおろか、戦の経験もあまりない」とぐずぐず愚痴っていたのをガールフレンドに叱咤激励されて迷っていたのですが、今回は、豊臣への加勢を決心しパリっと颯爽に大阪城に入城!かっこ良かったです。
この信繁、関ヶ原の戦いで敗軍の将になり、30歳前後で高野山に軟禁され、その後14年間の軟禁生活を経て豊臣に加勢すべく大阪城へ入城、44歳にして武将デビューしその後は徳川相手に数々の武勲を残し、戦の神様として歴史に名を残すお方です。
これって、現代に例えると、新卒で入社して26歳くらいで育休に入り、その後復帰のメドが立たず専業主婦として20年間家庭に入り46歳で社会復帰と同時に名だたる大企業の事業部長に招聘され、いきなり短期間で売り上げを3倍にする、ぐらいの衝撃かと思います。
この信繁が長いブランク後に社会復帰できてすぐに目覚しい偉業をなしとげることができた理由として以下が考えられます。

1. 軟禁生活前に、豊臣一族とその縁の武将、上杉などの有力大名など周囲の様々なキーパーソンたちと信頼関係を築いていた。
2. 軟禁生活中も、兵法などの勉強を怠らなかった。
3. 軟禁からの復帰後の活躍の場として、人材豊富な徳川ではなく、人材難に苦しんでいた豊臣側を選び、いきなり大きな権限が移譲され、自分の思う通りに戰ができた。

これで、育休中のママの職場復帰戦略ができましたね。

1. 現在の職場でのキーパーソンとの信頼関係を築いておきましょう。
2. 在宅MBAなど、ビジネススキルを磨いておきましょう。
3. 復帰後の職場としては、レッドオーシャンではなく、ブルーオーシャンを選びましょう。

⇨特にこの3が重要なので補足。世間一般的に普通の人々が憧れるような人気の会社や部署(レッドオーシャン)には、すでにたくさんの有能な人材が集まっており、あなたが復帰後いきなり活躍できる可能性は低いです。そんな場所ではそのうちつまらないどうでもいい仕事を振られるようになり自信を失いあなたの能力が埋もれることでしょう。しかしながら、潜在能力の高いビジネスにも関わらず人材の層が薄い環境(ブルーオーシャン)にいればあなたの能力が際立ち大活躍できる可能性があります。そしてこの経験は自信につながり次のさらにいいキャリアチャンスを引き寄せるでしょう。

さて、今週末は8月から始めた筋トレと空手クラスを連続してやってしまい身体中が痛いです。。。
明日からも月末のハワイ行きを励みにお仕事頑張ります。