復帰後2年、大人の女はどう働くか?

買い物帰りに、感性の要求が赴くままに南青山のお花屋さんに立ち寄りました。
ああ、そういや息子が1歳になるまではこの近所にいて、ほとんど毎日産まれたばかりの息子をベビーカーに乗せてこの辺を散歩したよなぁ、このお花屋さんのカフェにもよく立ち寄って気分転換してたよなぁ、と懐かしく思い出しました。私と息子はこの辺から始まったんだよなぁ、そんな息子ももうすぐ3歳になります。


さて、私も職場復帰から2年が経過し、先日は1年間構想をあたためてきたプロジェクトも無事カットオーバー&軌道に乗ったことを見届け、幸運にもいろいろなことをやり尽くさせて頂いた感が出てきたので春からまた新しいチャレンジをすることに決めました。決断にあたりいろいろ悩んだけど、息子もこの春で3歳になり、かなりタフになって乳児クラスから幼児クラスへの進級もすることだし今ではいいタイミングだと思っています。まあ、何かにぶつかってもその気になれば何とかなる(=何とかする)でしょう。

さて、1年ほど前に、六本木のツタヤをぶらぶらしていた時、ふと惹かれて手に取った本をもう一度手に取ってみました。その名もずばり、「大人の女はどう働くか?」。この本は、職場復帰から1年ぐらい経過してだんだん落ち着いて慣れてきたとき、次のステップをどうするか、次はどのようにお仕事に向き合っていくかについて考えるきっかけをつくる良い本だと思います。

『「女の子」は卒業しよう。私は少女から大人の女性に変貌するのだ。』という覚悟をすること。

という印象的な言葉で始まるこの本では、ビジネスシーンで女性がおかしがちな間違った振る舞いを指摘し女性が仕事で能力を発揮しきれない原因を挙げた上で、よりすばらしいキャリアを築くために役立つアドバイスをしています。

著者はアメリカ人女性で、出てくる事例も多くがアメリカのキャリア女性のものなので、私自身、最初は正直いって、「え?そこまでやんなきゃだめなの?」とextremeな印象を受けたのですが、思えば私の現在の職場も、いろいろな面でいわゆる「ザ・外資」そのものといった雰囲気なので、今思うと結構当てはまることが多いよなあ、そうだよなあ、と納得できることが多いように思います。
ふたたび手に取って読み返してみると、舞台がアメリカであろうが日本であろうが、会社が外資であろうがなかろうか、実は女性がビジネスシーンで直面する問題には結構普遍的なものがあって、共通して応用できるアドバイスがかなりあるなぁと思います。

私自身、著者が指摘する間違いを犯していることがなにげに結構あったり、全く実行できていないアドバイスも多数ある身でございますが、職場復帰後のNext stepとして再度この本を見直してみようと思います。

さて、夫が海外出張に旅立ちました。育児においていつも多大なるサポートを得ているので、帰ってくるまでの1週間私1人で育児を回さねばなりません。ちょっと不安ではありますが、まあ、なんとかなる(=なんとかする)でしょう。

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