赤ちゃんが大好きな絵本(1歳児編)

バレンタインデーにムスコにチョコをあげたのですが、まだこれ食べるには早いかなと思って、私が食べようとしたところ、ムスコに横からパクリとやられてしまいました。悪魔の蜜の味を覚えてしまったか。。。

さて、絵本を読んであげると子どもの知能や情緒の発達がよくなる、などとはよく言われてますが、
まあそれはさておき、絵本というのは実に安上がりでオトナにとっても特に準備も手間も努力もいらない子どもとのお手軽かつ効果的なコミュニケーションツールだと思います。
もちろん時には寝かしつけにも絶大な効果を発揮します。

ムスコが1歳を過ぎた頃からでしょうか。もともと大の本狂いの夫がムスコへのプレゼントと、毎日のように絵本を買ってきました。
そして今ではもうムスコ専用の本棚が必要なぐらい大量の絵本が部屋の一角を占拠しています。
そして毎日のようにムスコが絵本スペースからその時の気分で読んで欲しい絵本を自分で取り出して、私の所へ持ってきます。
ムスコがおもむろに差し出した本を私が何回か要求されるままに読んでいるとムスコは満足して(いや飽きて)その場を立ち去ります。

さて、その大量の絵本の中で、世間的な評判もよく、ムスコが釘付けになり、かつ私たち夫婦から見ても面白い絵本だなと思うものをご紹介します。

*かがくいひろしさんの「だるまさんが」3部作

現代的な可愛らしいだるまさんの意外性溢れるチャーミングな魅力たっぷりの絵本です。特に意外性のところが子どものツボにハマるようです。
子どもの体を「だーるまさんがー」と揺らして読んであげるとものすごく喜びます。

*とだこうしろうさんの「赤ちゃんにおくる絵本」 3部作

戸田デザイン研究所による可愛らしくもおしゃれで洗練されたイラストが印象的な赤ちゃんのための絵本です。
子どもが日常生活に登場するものの名前とその外観を結びつけ、ひとつひとつ確かめながら覚えていくのに効果的な絵本です。
子どもが実際に目にしたものとその名前をこの絵本の中でひとつひとつ確認し納得しながらものの名前を覚えていくプロセスが手に取るように分かります。

*It's a small world

簡単な英語の絵本ですが、それがたいして子どもにとっては問題にならないぐらい印象的で可愛らしい絵が満載の本です。
ムスコの一番のお気に入りで、かなり早い月齢のうちからよく引っ張り出してきては読んでくれとせがんできました。オトナの目から見ても美しくユニークかつ大胆な絵が子どもの想像力を刺激してやまないのでしょう。もう表紙がバリバリに破れるまで読んでくれとせがまれました。

*おつきさまこんばんは

もうこのおつきさまの絵がムスコの顔そっくりで。。。
短くて分かりやすい話なので読み聞かせしやすくオトナの私が大変重宝しました。薄くて軽いので旅行にもよく持っていきました。

*きんぎょがにげた

いわゆる「ウォーリーを探せ」の赤ちゃん版です。絵の中に紛れ込んだきんぎょを探すというゲーム感覚で楽しめる絵本です。
1歳すぎ頃がこの本狂いのピークだったと思いますが、ムスコが秒殺できんぎょがどこにいるかを次々と指差していたのには毎度驚きました。

*ふしぎなおきゃく

さて、この絵本は私たち夫婦が子どもの頃からあったのですがその後絶版になり、数年前、ラーメン好きの夫が原作者に手紙を書いて復刻をお願いしたところ、願いが聞き入れられ見事復刻された、ラーメン屋さんが主人公のお話です。絵本にしては結構長くドラマチックな話で読み応えがあり、赤ちゃんが対象ではないのですが、なぜかムスコはこの本が大のお気に入りで、特に1歳2ヶ月頃には毎日のように引っ張り出しては私に最後まで読めとせがんでいました。一回読んだあとまた読めと言われるのですが、えー?また読むの?と長い話なので読む方もちょっと疲れてしまった記憶があります。しかし、非常にしっかりとした良い本です。ラーメン好きの親子にはぜひお勧めしたい。

ムスコですが、結構早い月齢からこれを読め、と読んで欲しい本を引っ張り出してきて手渡してきていたので、まあそれはそれで相手をするのは楽だったかもしれません。絵本の効果は世間の知る所ですが、まあ子どもも満足し親の方も特に大きな手間や労力がいらないので、お手軽かつ効果的なコミュニケーションツールとして、いままでも、またこれからも絵本にはお世話になり続けることでしょう。

皆様もお勧め絵本があったらぜひ教えてくださいね。