仮面ライダーゴーストとジュウオウジャー

お盆に実家に帰省中。こんな地元の浜辺にもポケモンがいました!

さて、今年の夏は、息子の付き合いで、映画やショーなど、仮面ライダー戦隊ものジュウオウジャー)の追っかけに明け暮れました。
おもちゃもたくさん買いました。
息子が仮面ライダーに目覚めたのは、いつだったか、確か4歳の誕生日を迎えたころでしょうか。春に帰省したときは、まだドラえもんやしまじろうに夢中でした。そうこの半年足らずのことです。子供ができてしばらくは、仮面ライダー若手俳優の登竜門で、モデルや美少年コンテストの優勝者で出演者を固め、ママ層の取り込みを図った結果、熱烈なママたちの追っかけを生んでいるという話を聞いたことはありましたが、たいして興味もありませんでした。(だって、出演者の美少年たちですが、もし私が22歳で産んでいたとしたらもう息子ぐらいの年齢の方たちなのですもの。熱狂するにはちょっとね。)
しかしながら、日常的にかなりの頻度で接触することの洗脳効果とは恐ろしいもので、一緒に毎日関連YouTubeを見せられ、映画やショーに連れていき、おもちゃを買い、毎週日曜日の早朝に一緒にテレビで見て、また繰り返しその録画を見せられているうちに、息子に洗脳されてしまいました。
現行の仮面ライダーゴースト、なんと味方の仮面ライダーだけでも3人も出てくるのですが、それぞれ暗い過去をもって苦悩してきたというストーリー設定が結構複雑。特に脇役ライダー2人はどこかしら陰のあるクールで暗い感じの青少年たちでだんだん素敵に見えてきました。(もともと私は、明るく社交的なコミュ力の強い人よりも、どこかしらクールで陰のある非コミュ系人間に魅力を感じるタイプなもので。)
(ですが、結局、息子とみた最新の仮面ライダーゴーストの映画で、沢村一樹さん扮する脇役ベテランライダーの圧倒的な存在感の前に、若いライダーたちが一瞬でかすんでしまいましたが。このときは、年齢を重ねるってすごいことだと思いました。)
いずれにしろ、もう洗脳されてしまっているので、意外と面白い仮面ライダーゴースト、最初から見てみたいです。どなたか、最初からみられる方法をご存じでしたら教えてください!(恐ろしいことに、10月は仮面ライダーの入れ替え時期らしいですね。せっかく息子がハマったばっかなのに。またおもちゃの買い替えか。。。)

と、ここまでゴーストのことばっかりでしたが、このお盆帰省中に私がハマったのは、実は「仮面ライダー アマゾンズ」の方でした。もともとは、夫が持ち帰ってきた、仮面ライダー生誕45周年の東京メトロのスタンプラリー企画の歴史上全仮面ライダーが集結しているパンフレットを見て、その中でも、息子がよりによってなぜか「仮面ライダー アマゾン」に反応したのが始まりでした。以来毎日仮面ライダーアマゾンを見たいといい、フィギュアを欲しがりました。でも、フィギュアは復刻されてて入手したけど、なにしろこれって私が生まれる前の仮面ライダー、そう簡単に見られるわけはないと思っていたところ、アマゾンビデオでプライム会員限定で公開されていました。実際には、これは2016年にアマゾン限定企画でリメイク(いや、まったくの別物化?)されたドラマでしたが、そんなことはどうでもいい、とにかくあの変な格好の仮面ライダーアマゾンが出てくりゃなんでもいいと、帰省中の新幹線の中で息子を退屈させないために一緒に見ました。しかし、これスゴイ!完全に大人向けのドラマです。ストーリー設定や人間関係が複雑かつ難しすぎて、私は第一話のほとんどをドラマの意味が理解できず意識もうろうとしたまま過ごし寝かけておりましたが(しかし息子はじっと見ていた)、ラストの5分くらいで、やっと「仮面ライダーアマゾン」が登場。その俳優さんの存在感と渋さとカッコよさ(クールでダークで非コミュ系)に一気に目が覚めました。(谷口賢志さんという舞台俳優さんですがカッコ良すぎです。)大人向けの難しい話なので息子は2話ぐらいで飽きてしまいましたが、私の方が、だんだんそのストーリーの深さに魅せられてしまいました。その辺の国内/海外ドラマよりも面白いです。

仮面ライダーアマゾンズ

と、仮面ライダーの話ばかりしましたが、おもちゃの秀逸さで感動したのは戦隊ものの「ジュウオウジャー」の方です。これは素晴らしい知育玩具でした。全部で13体のキューブを組み合わせていろいろな大きさのロボットを作るのですが、つくりが頑丈で壊れにくくピースが大きいので紛失もせず、ストーリーや憧れのヒーローとのemotional connectionがある分、レゴブロックよりもよっぽど秀逸な知育玩具です。手指を使う練習にもなるし、創造力もはぐぐみ、想像力も掻き立てられる。これを発明した人は天才ですね。

さて、仮面ライダーといいジュウオウジャーといい変身します。とにかくどんなに強い敵が襲ってきても逃げることは許されずとにかく変身して強くなってやっつけなくてはなりません。それは現実社会を生きる我々大人でも同じ。どのような形態であれ、変身でもなんでもして自らを奮い立たせ様々な困難に立ち向かわなければなりません。「変身願望」、そういった意味では、彼らに大変親しみを感じますね。