COACHのホリデームービー

COACH のホリデームービーが面白かったのでシェア。
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クリスマスの翌日にサンタの家に押し入ってお目当てだったバッグを略奪、っていうのがなんかコーチっぽいなあと思いました。
思えばコーチとの出会いは学生の時。当時ワシントンやらニューヨークのキャリア女性(and男性)がみんなコーチのカバンを持っていたのでそれ以来、コーチは自立したキャリア女性の象徴であるイメージがありました。それから社会人になって現在の夫とコーチのプレゼントを贈り合うようになり、いわば私にとって思い出深いブランドです。
このブランドのすごいところは、現在では当たり前になった、いわゆるAccesible Luxury(手の届く高級品)市場を自ら開拓したことです。
もともとヨーロッパのラグジュアリーブランドは、王侯貴族や富裕層を顧客にしていたものでそれは排他性とステータスの象徴でした。庶民が無理して買うようなものではなかったのです。一方、約70年前にNYで生まれたコーチはラグジュアリーブランドとしては後発で、モダンで自立した人たちに、真に価値あるものを適正な価格で供給するといったコンセプトと持つブランドなのでそういう意味ではヨーロッパのラグジュアリーブランドとは一線を画しています。
まあ、要するにコーチは自立した人が自力で手に入れるものなんです。
最近、アクセシブルラグジュアリー市場がレッドオーシャン化しているので、モダンラグジュアリーという新たな市場を開拓しようとしているみたいですが、それでもコーチスピリットは健在みたいです。
参考に、ティファニーカルティエのホリデームービーは、男に買ってもらうことを大前提で製作しているので比較すると面白いです。

このムービー、なんか元気をもらいました。このブランド、ますますわが道を突っ走って欲しいです。

そして少し前のものですが、わが道を行く系のスッキリと気持ちのよい瀬戸内寂聴さんのVogueムービー。これも好き。
草間彌生、瀬戸内寂聴、八千草薫 etc「フォーエバー・ヤング」な女たちが登場。(2)|ファッションニュース(流行・モード)|VOGUE JAPAN

さて、明日からまた激しい日々が始まります。海外出張のパッキングもそろそろしなきゃ。