星野リゾート 界

忙しかった夏の疲れを癒すため、この週末は長野は松本、日本の奥座敷、浅間温泉に出かけてきました。
宿泊先は、星野リゾート 「界 松本」。
(先週は金融市場が荒れに荒れてとっても忙しかったであろうに、わざわざ予約してくれて本当にありがとう、ダンナ様。)

星野リゾート 界 松本【公式】

あくまで和をベースにモダンが心地よくミックスされた内装とサービス。つかず離れずの全くの嫌みのないさわやかなおもてなし。
中でもお風呂は素晴らしい。檜のやわらかな香りが漂う広くスタイリッシュ、幻想的な内風呂外風呂はほぼ貸し切り状態。全てを忘れてのんびりしてきました。
あまりの心地よさに、お部屋についていたプライベートの露天風呂含め、5回もお風呂に入ってしまいました。息子も温泉大好きで、かなり頑張ってました。

そして、お食事も素晴らしい。夏の終わりの中にも秋の香りが漂います。季節の花が素晴らしく生けられた個室で頂きました。

お食事の後は、リンゴのワイン片手に、幻想的な空間で音楽の街松本ならではのコンサートを楽しみ、お庭で息子と花火をしてしっとり過ごしました。(そして夜中にまたお風呂へ出かけました。)夢ともうつつともつかない幻想的な夜でした。

ゆったりした空間を提供するため、お部屋の数も20数室と絞られており、ほんとうにゆったりとしたプライベート空間を楽しみました。あの広大なお風呂も行く度ほぼ貸し切り状態。
たとえ豪華な旅館やホテルであっても、ロビーやお風呂やレストランが混んでいるともうガッカリして興ざめなのですが、ここは非日常とプライベート感、そういうとこまで本当に配慮されています。

この星野リゾート、夫もろともそのセンスが好きで家族でよく利用しますが、全く不快になる要素はありません。

思えば、星野リゾートと私の最初の出会いは、私が中学生の時、修学旅行で、軽井沢の星野温泉旅館に宿泊した時でした。もちろんそのときは星野リゾートも星のやも存在しておらず、この星野温泉旅館はその前身でした。旅館の粋なはからいで、「ウェディングドレスと星野温泉で結婚式を挙げられる権利」を懸けてみんなでビンゴをやらされた時なんてもう、私たち生徒みんなは、「誰がこんな落ちぶれた温泉旅館で結婚式なんか挙げてたまるか。」と心中穏やかではありませんでした。(あの式を挙げる権利は今でも有効なんだろうか?)
あれから23年、今や星野リゾートは日本を代表しておもてなし文化を世界に発信するブランドにまでなり、人間って23年もあればこんなにすごいことができるんだなあ、それに比べて私はあれから全然変わってない。。。」と檜のお風呂でハーブウォーター片手に感動し一瞬だけ落ち込みました。

次の23年、私はどれだけのことができるんだろう?

次は星のや 京都に行ってみたいな。あ、子供禁制か。。。