ワーキングママの、部屋を散らかさないための10か条。

私は基本的には散らかった部屋が大嫌い。仕事から帰ってきて部屋が汚かったりするとなんだか丁寧に生きてない、適当に生きている感が漂ってしまいぐったりした気分になります。
しかしながら、乳幼児を抱えるワーキングマザーはおそらく世界で一番忙しい類の人種なので、常に部屋がピカピカなんてのは到底無理な話です。たとえ毎週末にお掃除の家政婦さんを雇ったところで、きれいなのはその日だけ。どうせ月曜日にはまた部屋がごちゃついています。
そこで、部屋が毎日ピカピカではないながらも、まあなんとか見られる程度、毎日気分よく過ごせる程度の部屋をキープするために私が遵守していることを挙げてみます。

その1 食洗機はこまめに回す。
別に1日3食を家で食べなくても、朝食で使った食器、帰宅してから使ったコップ等、汚れ食器はすぐに溜まります。そして台所やテーブルに汚れ食器がたまっていると部屋が本当に散らかって見えます。そこで、2−3人家族向けの小さめの食洗機を平日でも、最低1日1回、多いときは2回こまめに回すことを我が家では徹底しています。なぜコンパクトなものの方がいいかというと、5−6人家族向けの大型のものは「もう少し食器が溜まってから回そう」という貧乏性根性がでがちなのでこまめに回すことをしなくなるからです。1日でも回さないとすぐに食器がたまり乱雑に見えてまとめて片付けるのが億劫になります。

その2 大きめのフタ付きゴミ箱を使う。
毎日、紙ゴミ、食品のパッケージ等ゴミはすぐに溜まります。ゴミ箱が小さいとすぐにゴミがあふれて部屋が退廃気味に見えます。その上床に、あふれたゴミが置いてあるのはあまりに美しくありません。我が家では、20リットルのsimple humanのゴミ箱と、ビン、缶用の12リットルのブラバンシアのゴミ箱を台所に置いてゴミが出たらすかさずガサガサ捨てています。容量の80%ぐらいになったらこまめにゴミ置き場に捨てにいきます。

その3 レジ袋をコンパクトに収納する。
毎日の買い物で何気にものすごい勢いで増殖していくレジ袋。油断していると場所をとるだけでなくごちゃごちゃしたレジ袋の外観で部屋自体が散らかって見えます。そこで我が家は台所のカウンターの上に、simple humanのレジ袋ストッカーを常備し、そこにガサガサ丸めてレジ袋をスッキリと収納しています。50枚以上入っていますが、もしここに入りきらなければ捨てます。

その4 キッチンのごちゃごちゃとしたものをまとめて隠す。
キッチンカウンターの上には、子どもの歯ブラシ/歯磨き粉やスプーン類、蜂蜜、アンパンマンふりかけ、食べかけのお菓子etc.etc.とごちゃごちゃ置いてしまいがちで見た目が乱雑めになってしまいがちでしたが、ブラバンシアのブレッドビンを常備して中に入れて隠すことで、見た目スッキリ、ホコリも防いでくれます。電子レンジの上スペースにも置いて、食器棚に入りきらない使用頻度の高いカップや、パン、ラーメン類、おつまみ等をごちゃつくものを入れて隠しています。

その5 洗濯乾燥機をこまめに回す。
保育園通いの乳幼児を抱えていると、毎日の洗濯物がとにかく多くなりがちです。洗濯物カゴからあふれた汚れものを見ていると気分が暗くなります。我が家では出勤前に洗濯乾燥機のスイッチを押していきます。たとえ少量であっても毎日1回は回します。洗濯物は溜まると、溜まった食器以上に厄介で処理が億劫になります。

その6 大きめの洗濯済みの洗濯物を入れておくフタ付きカゴを用意する。
洗濯/乾燥が完了した洗濯物をすぐにたたむ余裕はありません。しかし、取り込んでそのまま部屋に放置していると即部屋は乱雑状態になります。そこで我が家では、子ども部屋に、1歳児がすっぽりと入ってしまうぐらいの大きな藤製のフタ付きカゴを置いておき、洗濯物をガサガサ放り込んでおきます。シックな色合いの天然素材のカゴなのでインテリアの邪魔もしません。ポイントは、大きめのカゴである点です。中途半端な大きさのものだと即あふれてしまいます。

その7 テーブルの上には小物入れを置いてスッキリさせる。
ダイニングテーブル/ソファテーブルの上にものが散らかっているとそれだけで部屋がごちゃついて見えます。しかしながら、なにかとテーブルの上はものが散らかりがちです。
帰宅時に財布や鍵やサングラスやkindle、郵便物、リモコン類etc.etc.とついつい置いてしまいます。我が家では、ダイニングテーブルの上に少し大きめの北欧製の白樺のカゴを置いて帰宅時のごちゃごちゃしたものをまとめて入れるようにしています。また、ソファテーブルの上にも、やはり少し大きめの白樺のカゴを置いてしょっちゅう使う子どものおもちゃをまとめて入れています。

その8 かわいいホコリ取りを手の届くところに常備する。
毎日音の出る掃除機を引っ張りだしてかける余裕はありません。だけどホコリは毎日溜まるし、溜まったら溜まったで後の処理が面倒になります。
そこで我が家ではキッチンの冷蔵庫の横にフックをつけて、羊毛のホコリ取りをぶら下げています。可愛いのでインテリアの邪魔をしないし、気がついたときにすぐ手に届くところでこまめにホコリが取り除けます。

その9 シンクには柄付きの天然毛ブラシを常備する。
大皿、子どもの食事等トレー、ベビービョルンの食事用エプロン、包丁、木製まな板etc.etcと食洗機には入らないものも毎日発生しますし、そういうものが溜まっているとやはり部屋がごちゃつきます。また、特に夏場は、シンクもこまめにこすらないとなんだか水垢みたいな膜がうっすらついて汚れがちです。でも、私は台所用スポンジが大嫌い。つかむと手が汚れて気持ち悪いし、すぐにカビて不衛生だからです。なので、我が家では、レデッカーのキッチンブラシを置いています。シンク用と食器用と使い分けているので2本あります。固めの天然毛なので水切れがいいしカビにくいし、柄付きでささっと気軽にこすって磨けるし、何より不衛生なスポンジをつかまなくていい。

その10 キッチンタオルを数枚取り出しやすいところに置いておく。
子どもがよく食べこぼすのをささっと拭き取ったり、水ハネや蛇口の指紋汚れを気がついたときに拭き取ったりと、何かと大活躍のキッチンタオル数枚をカゴに入れてすぐに取り出せるところに置いています。特にIKEAのキッチンタオルがお気に入りです。柄もおしゃれだし、適度に固い荒めのコットン生地なので磨くとピカピカになるし、丈夫で安いので子どもの食べこぼしやコンロの油汚れ等ティッシュ感覚でガンガン拭き取るのに使えるし、気がついたときにささっと拭き取れるのでよごれを溜め込まずに済んでいます。

まだまだあるけど今日はこの辺で。
ポイントはすぐに軽めなうちに処理して溜め込まないこと。溜め込むと処理が本当に億劫になって後回し->部屋が永遠に片付かないの悪循環に陥って気持ちよく生活できませんからね。
部屋の乱れは心の乱れ、本当にそんな気がしてますから。