時短生活 (職場復帰後) その1(朝編)

あけましておめでとうございます。
お正月休暇が明けて1週間が過ぎようとしていますが、来週休暇を頂いて家族旅行へ出かけます。楽しみです。

さて、年末に時短についてお話しますとお伝えしたので、書かせていただきます。
時短を考える上で私が最も大切だと考えることは、以下の3つです。
1. 住む場所
2. 家事を溜めて週末を無駄遣いしないこと
3. 余計なストレスを発生させないこと

1. 住む所。
さて、今までもおそらくこれからもかなりの期間労働者であろう私が、最も時短効果が高いと思うのが住む場所の選定です。
私は、通勤時間は人生の無駄遣いだと考える派で満員電車も渋滞も大嫌いです。
また、私や夫の嗜好に合う職場もほとんどが都心にあり、結局遊びに行くのも、買い物に行くのも都心が多いので、都心の住宅街に住むようにしています。すると保育園も必然的に自宅と職場の近くを選ぶようになります。
職住遊+保育園隣接の環境にあることが私にとっては最も時短効果が大きく、かなりのストレスからも解放されています。
また、週末にちょっと遠出しようという時も網の目のように鉄道網や高速道路への入り口が張り巡らされているので、静岡方面に行くにも、新潟/群馬方面に行くにも、千葉方面に行くにも東西南北どこに行くにもアクセスが良いのも魅力です。

2. 家事を溜めて週末を無駄遣いしないこと。
私は散らかった部屋が大嫌いです。また、うちにいつ病児保育のベビーシッターさんに来てもらうか分からないので、基本的に自宅は毎日キレイです。
しかし、毎日家事に追われているのではストレスですし、それこそ人生の無駄遣い。かといって平日なにもしないで家事を溜め込み、週末に一気に片付けようとして貴重な週末休暇を楽しまずに無駄にしたくもありません。
そこで、私は、偉大なテクノロジー家電などを利用して、自分の手をできるだけ汚さないようストレスなく毎日こまめに家事を片付けるようにしています。
そして週末はたまった家事の処理に使うのではなく、できるだけ家族と車で遠くの地域へ出かけて気分転換し楽しんで過ごします。
毎朝必ず使うのは以下のアイテムです。

出勤前の朝時間

- デロンギオイルヒーター&加湿器
就寝前に、寝室でデロンギオイルヒーターを一番弱いパワーでスイッチを入れ、また、同時に加湿器を湿度50%設定で稼働させます。
朝、乾燥で喉がガラガラ、目は覚めているのに寒いのでベッドの中でもぞもぞしてなかなか起きられない、という事態を避けたいし、寒いなか起きなくてはいけないのは大きなストレスだからです。
オイルヒーターをつけておけば部屋はさほど乾燥せずに心地よい暖かさを保て、また加湿器で部屋を湿度50%程度にしておけば喉もガラガラせず、ベッドの中でだらだらと過ごさずにストレスなく快適に起きられます。

特に、私が今まで見てきた加湿器の中でも、もっともパワーがあって効いてる!って思う加湿器は、バルミューダのRain。加湿されてんだかよくわかんない加湿器が世に多い中、とにかくこれはパワーがすごい!いい仕事をしてくれています。リビングで使用しているのですが、陶器の壷みたいでムスコが喜んでいじるので、本体にはチャイルドロックをかけて、操作はスマホ(iPhone)でやっています。

ちなみに寝室で使用しているのは、パナソニックのコンパクトなものです。こちらも素晴らしい働きをしてくれてます。

朝、快適に起きられるのはさることながら、特に、加湿器をリビングと寝室でつけっぱなしにして良かったのは、ムスコも私も風邪をひかなくなったことです。
やっぱり、風邪って乾燥してるとやられるのねってことを実感。。。


- 食器洗浄乾燥機
3人家族用ぐらいの小さいタイプのものを使用し、夕食後、朝食後の1日計2回稼働しています。朝は出勤前に起動スイッチを押して出かけます。
10年ぐらい前に5,6人家族用の大きな食洗機を購入したのですが、大型タイプのため食器がある程度たまってから動かそうとしていたら結局あまり使わなくなり、夫の実家にあげました。
部屋の崩壊を防ぐ第一歩は、台所の食器を溜めないことだと思うので、汚れ食器が台所に発生するたびに少人数家族用の小型の食洗機を、毎日朝晩2、3回こまめに起動し続け、とにかく食器を溜めないことが重要です。そのためには、動かすのが億劫な大型のものよりも、毎日気軽に回せる小型のものがお勧めです。
食器はピカピカになるし、毎日使っているお気に入りのティーカップには茶渋一つつかないし、除菌もできるし毎日本当に気分よく過ごせます。

私はマンションの台所にビルドインされたパナソニックの食洗機を使っていますが、スペック的には以下のものとほとんど変わりません。

また、食器洗いの洗剤ですがジェルタブを一粒ポンと食洗機に放り込んでいます。いちいち粉の洗剤をスプーンで計量して入れるのが面倒だからです。
このジェルタブですが非常に洗浄力が強く食器がピカピカになります。

毎日使用している食器ですが、基本的に全てiittala/ARABIA(イッタラ/アラビア)社製の食器で揃えています。

もともと北欧デザインの家具や雑貨が好きでその嗜好の流れで食器も揃えているのですが、デザインの素晴らしさはさることながら、このイッタラ/アラビアの食器はオーブン、食洗機OK、つくりが頑丈で多少ぶつけても壊れないところが非常に気に入っています。
毎日お気に入りの食器でお茶や食事をしたいけど、扱いに気を使わなければならないような繊細なものはストレスが溜まるので、原則食器は、食洗機OKの頑丈なものを選びます。これも時短して毎日ご機嫌に過ごすには大切。。。


- デロンギ電気ケトル

毎朝、ムスコのミルク用と、自分のお茶用のお湯をデロンギ電気ケトルで沸かします。なによりデザインと色が気に入っています。
数十秒と意外と短時間で新鮮なお湯が沸き、また、電気ポットの新鮮でなくカルキ臭いお湯がとても苦手な私には、毎回必要な量だけすぐに沸かせるこのケトルはかなり重宝しています。

- iPadiPhoneKindleタブレット/スマートフォン)
iPad X 日経電子版

夫婦ともに昔から新聞を読んでいたので、その流れで日経新聞の電子版を、iPadのアプリで毎朝読んでいます。紙媒体の新聞って何が嫌かっていると毎日大量の紙が部屋にたまって場所をとり、それをまとめて重いのに定期的に捨てにいかなくちゃならないってこと。それはもうスゴい時間の無駄とストレスなので3年ほど前から電子版に切り替えました。iPadアプリなら紙媒体の新聞と見かけが変わらないし、バックナンバーも簡単に読めるし、朝全部読めなくても紙を持ち歩かずスマホで電車の待ち時間にでも読めるしかなり満足。
iPhoneでは、twitterで国内外のニュースプロバイダー(NHKとか日経とか朝日とかCNNとかBBCとかvogueとかetc...)をフォローして、電車の待ち時間にさっと目を通します。朝時間がなくて新聞がよく読めなくてもこれでだいたいのニュースのフォローはOK。しかも社会ニュースのほか、ファッションなどいろんな分野のニュースも同時にスキャンできるし重宝しています。

Kindle

夫婦ともにとにかく本をよく買うので、一時はひと部屋が本に占領され、半年に一回本棚を見直しいらない本を大量にブックオフに売りにいく、ということを長い間繰り返していました。しかしその悩みも電子書籍で解決できそうです。
数ヶ月前に、夫と私用にそれぞれ1台ずつ、AmazonKindleを導入しました。
確かにリアル書店で平積みになっている本全てが電子書籍化されている訳ではありません。しかし、印象としては思ったよりかなりの本がすでに電子書籍化されており、今後ものすごい勢いで書籍の電子化は進んでいくことと思います。
Kindleを導入するにあたり、一番懸念していたのは目が疲れないか、という点でしたが、paperwhiteという実際の紙媒体の本での読書体験をスクリーン上で再現した目が疲れにくい白黒表示タイプのものを使用したところ、目の疲れはさほど感じられませんでした。
Kindle1台に約1000冊の本が保存できるそうです。これで朝出勤前に、どの本を持っていくかを悩む時間も、バッグが本で重くなることも、部屋が本で散らかることも、半年に一回見直して大量の本をブックオフに売りにいくこともなくなるでしょう、そう期待します。

iPad X マガストア
また、かなり多くの雑誌も電子書籍化されています。夫婦ともに雑誌が好きで毎月たくさん買ってしまうので部屋のブックラックにたまり処分に頭を悩ませていた私としては頼もしい限りです。
Kindleでは、目が疲れにくいpaperwhiteという白黒表示のものを使用しているので、雑誌はカラー表示で画面の大きいiPadにマガストアというアプリを入れて購読しています。


- 洗濯乾燥機
毎朝、ムスコと夫の下着類を洗濯乾燥機に放り込んで回しています。
洗濯物はためると本当に週末をつぶしかねないぐらい時間を食うので、なるべく毎朝出勤前にスイッチを押して出かけます。
洗剤は、液体洗剤を洗濯乾燥機のタンクに入れておいて、自動洗剤投入モードにしています。毎回いちいち粉の洗剤を計量していれるのが面倒だからです。


- ロボット掃除機(ルンバ)

普段手が回りにくく、家具が少ない寝室や子ども部屋専用で使っています。朝、出勤前にスイッチを押して出かけます。
リビングは家具が多いのでルンバは使用せず、朝、余裕があるときのみに、簡単に出し入れができる小さめのダイソンの掃除機を使用しています。ルンバもダイソンもデザインの良さはさることながら、特に紙パックがないところが気に入っています。紙パックを買いにいくのもセットするのも面倒だからです。

この他に朝出勤前には、帰宅したタイミングでご飯が炊けているように炊飯器のタイマーをセットしておく、また帰宅時にお風呂が沸いているように、お風呂の給湯器のタイマーをセットしています。

基本的にベーシックな家事は平日のスキマ時間にしてしまい(特に朝の出勤前は怒濤のスイッチ入れまくり攻撃です。しかも自分の手を煩わすことなくできるだけテクノロジーにやってもらいます。)、普段手の回らない水回りなどはプロのお掃除屋さんにお願いするなどして、部屋をいつもキレイに保った上で、休日は家事でつぶすことなく家族で出かけて楽しむ、という生活を心がけています。
結果的にストレスを軽減して自分の時間をつくり、毎日気分よく過ごすことが「時短のゴール」だと私は思っています。

おっと、長くなってしまいましたので、続き(夜編)はまた次回にでも書かせていただきます。
それでは皆様よい連休をお過ごしください。

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