晩夏の虫除け対策

昨日はムスコ、同じ時期に産まれた女の子の赤ちゃんとのデートを経験しました。
隣にいる女の子が目に入った瞬間、色めき立って興奮してばたばたしていました。赤ちゃんが並んでいるのを見ると本当に微笑ましいものです。
道を歩いている人みんなが赤ちゃんだったんだと思うと、なんだか世の中がほのぼのして見えます。

さて、9月になったというのに、相変わらず我が家のマンションの駐車場は蚊がうようよ飛んでいます。しかも晩夏の蚊というのは肥大化して血に飢えており凶暴でたちが悪いのです。ウチの場合は、重量のあるベビーカーで出かける場合、段差のない駐車場を通過して外出しなくてはならず、通るたびに私もムスコも蚊に刺されます。蚊が多いマンションの敷地を通過する時は、毎日、

首すわりまではマキシコシのモスキートネット(蚊帳)でムスコを覆い、

首がすわった現在は、エアバギーのセーフティサンシェード(日よけ)でベビーカーを覆い、

新生児OKの虫除けオーガニックボディスプレーをムスコと自分にかけまくり、

ムスコの服に虫除けシールを貼付け、

ベビーカーに虫除けお守りをつり下げているにも関わらず、

刺されます。ここまでしているのに。都心の蚊にはオーガニック成分なんぞへのかっぱなのでしょう。

仕方なく刺された後は、虫さされに効くと効いたので、オーガニックのオムツかぶれクリームを患部に塗って怒りを鎮めています。

赤ちゃんは免疫力が弱いため、一カ所でも刺されるとありえないぐらい腫れ上がります。
おとといムスコはよりにもよってノーガードだった鼻の頭を刺され、トナカイばりの赤鼻になりました。本当に悔しくてたまりません。
東京都心の住宅地は、下水の関係で田舎より蚊が多いです。しかも肥大化していて獰猛です。
特に高級住宅地であるほど下手に緑化しているので蚊の巣窟になっています。しかも10月になってもしつこく飛んでいます。
ムスコの赤くふくれた患部を見るたびに、怒りが込み上がり、殺虫剤を下水に放り込んで一挙殲滅したい衝動に駆られます。
まあ、腫れ上がっていても母乳から受け渡された私の図太い免疫のお陰で数日で腫れがひくのが救いですが、それでもいつか蚊どもに復讐したいと思います。

気を取り直して、本屋でムスコとぶらぶらして、子持ちミセスをターゲットにしたニッチマーケットの雑誌をいくつか買ってみました。せっかくママになってそういうものを買ってみる機会に恵まれたのですから。
VERY (ヴェリィ) 2012年 10月号 [雑誌]SAKURA (サクラ) 2012年 10月号 [雑誌]mamagirl (ママガール) vol.1 2012年 10月号 [雑誌]

これらのニッチマーケットをターゲットにしたサンプリングの共通点は、以下に集約されます。

  • 時短メイクの方法
  • 子持ちママの行事別(ex.運動会、遠足、授業参観、ホームパーティ etc.)ファッション
  • ブランドママバッグ一覧と芸能人の使用例
  • ホームパーティ(ex.お誕生会 etc.)のお部屋/お料理演出特集
  • 都会のママが集う子連れOKのオシャレスポット/カフェ特集
  • 旬の過ぎた子持ちタレントやモデル、または読者モデルをフル活用することで低予算に押さえられている。
  • 総じて付録がない。価格もどれも700円以上する。

全体的な感想としては、ニッチな層を相手にしており、その上通常のファッション雑誌に比べて競合が少ないため、三流または読者モデルを使用しかつ付録をつけなくても売れると確信しての700円以上の価格設定とかなり強気に出ている気がしますね、この出版不況のご時世に。また、おしゃれママ市場という新規市場についての実験段階のようで誌面の構成が試行錯誤の途上で若干ぎこちないような気がします。
実際私のような興味本位で手に取る主婦がいるのである程度は効果が出ているのかもしれませんが、リピートはおそらくしないでしょう。
内容としては、私的にはどれもママファッションの趣味がいまいちで、内容も毎回上記のようなものを繰り返しているようなので特にリピートしたいと言う強い動機はありませんでした。授乳時だけ気をつければママだろうが何だろうが別に自分のしたいファッションをすればいいし、それなら別にママ雑誌に限らず好きなファッション雑誌買えばいいじゃん、て感じでした。いや、いい経験でした。